
みなさま こんにちは
整えびとのまりぶです。
みなさまは日用品のストック、どうされていますか?
「安い時にまとめ買い」派でしょうか、
それとも「必要な時にその都度」派でしょうか。
私はもともとストックをあまりしない方なのですが、周囲の「ストック達人(?)」たちを見ていると、ある共通の「奇妙な現象」が起きていることに気づきました。
今日は、安心のために溜めたはずのモノが、いかに私たちを追い詰めるか、「モノが多ければ多いほど、実は損をする」という真理についてお話しします。
- 1、終わりのない増殖:管理不能な「文房具の墓場」
- 2、冷蔵庫は「ゴミのシェルター」ではない:松坂牛の悲劇
- 3、スペースの家賃:最安値で買ったはずが「ストレス」を買っていた話
- ストックという安心感の裏にある「経済的ダメージ」
1、終わりのない増殖:管理不能な「文房具の墓場」
私の知人の事務所の話です。
彼は非常に多忙な方で、その事務所はまさにカオス。
棚には文房具専用スペースがあるのに、なぜか押し入れの紙袋からも大量のペンや付箋が出てきます。
「ホッチキスの針、どこだっけ?」 「確かこのへんに付箋があったはず……」
彼は常に探し物をしています。
そして外出先で「あ、ハサミ忘れた!」とコンビニで購入。
こうして増えたモノが、また紙袋に入れられ押し入れへ……。
これは「在庫管理コスト」の完全な破綻です。
100均やコンビニでの数百円の出費も、積み重なれば数万円の損失。
モノが多すぎると「持っていること」自体を忘れてしまい、結果的に同じものを何度も買うという無意識の浪費と無駄な納税を繰り返すのです。
2、冷蔵庫は「ゴミのシェルター」ではない:松坂牛の悲劇
次は、私の兄夫婦の家のエピソード。
二人暮らしには十分すぎるサイズの冷蔵庫があるのに、倉庫にはさらに予備の冷蔵庫と冷凍庫が鎮座しています。
中身はどれもギッシリ。
ある日、私がその冷凍庫からモノを出そうとした時、燦然と輝く「松坂牛」が目に飛び込んできました。
「うわっ、にいちゃんスゲー!」と声をあげたのですが……。
なんと、消費期限は一年前。
絶句!
私はそっと、その「元・高級牛」を冷凍庫の奥に戻しました。
「いつでも食べられる安心」のために買ったはずの食材が、保管場所の電気代を食いつぶし、最終的にゴミになる。
これはもはや、「ゴミを冷やすために電気代を払っている」というシュールな逆転現象です。

ちなみに、これが我が家の「買い物前」の冷蔵庫です。
この余白こそが、鮮度と家計を守る防波堤だと思っています。
3、スペースの家賃:最安値で買ったはずが「ストレス」を買っていた話
これは私自身の痛い経験です。
かつて、ネットで見つけた「最安値」のトイレットペーパー(48個)とティッシュ(60箱)を箱買いしたことがありました。
「私って賢い!」と悦に入っていたのも束の間。
届いた巨大な段ボール二箱を前に、私は立ち尽くしました。
「これ、どこに置くの……?」
無理やり縁側や押し入れに押し込みましたが、視界に入る巨大な箱は、想像以上のストレスでした。
そして驚いたことに、その圧迫感から逃れたい一心で、「早く消費してスペースを空けなきゃ!」と、無意識に使う量が増えてしまったのです。
安く買ったはずなのに、貴重な居住スペースをモノに占領され(家賃の無駄)、さらに消費スピードまで上がる。
これではちっとも経済的ではありません。
私には、一時のお得感よりも「すっきりとした空間」の方が、よほど価値があったのです。
それ以来、日用品もなくなりかけたら買い足すようにしています。
ストックという安心感の裏にある「経済的ダメージ」
お得に買い物をして、完璧に在庫を管理できる方は素晴らしいと思います。
しかし、管理能力を超えたストックは、安心感どころか「金銭的な漏れ」と「精神的なノイズ」を生むだけです。
自分が心地よく管理できる量。
それこそが、結局のところ一番お得で、豊かな暮らしへの近道なのだと痛感しています。
皆様の家の「高級食材」は、大丈夫ですか?(笑)